
代表取締役社長 辻本 晴彦
明治34年の創業以来、一冨士ケータリングがお届けする折詰弁当は、旅行会社や劇場・百貨店などさまざまなお取引先様を通じ、
「大阪の味」として多くの皆さまに愛されてきました。その間お弁当の内容や表情が時代とともに変化してきたように、
弊社の提供するサービスも現在、大きく変化しようとしています。
近年ではお弁当事業以外のケータリングサービスが年を追って増加しており、
ケータリングに対する生活者のニーズがますます多様化・高度化していることを日々実感しております。
とりわけ高齢化時代を反映した高齢者福祉事業におけるケータリングニーズの高まりは顕著なものがあり、
お客さまのご要望に適合した品質の高いサービスを提供できるよう、お食事の新しいお届け方法を
積極的に研究・開発しております。
また、経営の合理化・効率化への取り組みが著しい病院給食の分野でもさまざまなご要望が寄せられており、
弊社ではそれらひとつひとつのケータリングニーズにできる限りきめ細かく対応できるよう、
新しい配食システムの開発に積極的に取り組んでいます。
ここ数年、中食市場の伸びが指摘される食品産業ですが、今後こうした生活者ニーズがさらに進化を続けることで
ケータリングサービス市場の一層の拡大・成熟化が予測されます。一冨士ケータリングでは、こうした時代の大きな流れを見据え、
これからも時代に先駆けた新しいケータリングのカタチを創造し続けたいと考えております。